アンテナ工事の詐欺に注意!ありがちな手口と対策方法を覚えておこう
テレビ視聴に欠かせないアンテナですが、普段あまり触れたり関わったりすることがないので知識がないという人は多いもの。そのため、アンテナ工事は詐欺に用いられるケースが多くあります。アンテナ工事の詐欺に遭わないためには、手口や対処方法を知ることが大切です。今回はアンテナ工事でありがちな手口と対策方法を解説します。
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目次
アンテナ工事詐欺でありがちな5つの手口
アンテナ工事の詐欺には様々な手口がありますが、その中でもありがちな5つの手口を見てみましょう。
必要のないアンテナ工事で代金を取る
業者が「テレビアンテナを替えないとテレビが映らなくなる」などと嘘をつき、本当は必要のない工事をして代金を請求するケースです。特に、テレビの視聴環境が変わる際に起こりやすく、地上波のアナログ放送が終了した2011年にこの手口の詐欺が横行しました。
近年では2018年に始まったBS4K8K放送に伴い、工事を強制してくるパターンがあります。BS4K8K放送は義務ではなく、テレビをきれいに視聴したい、独自の番組を見たいという人だけが専用のアンテナを導入すればよいものです。そのため「BS4K8K放送が始まっている。このままではテレビが視聴できなくなる」と言われた場合は詐欺を疑いましょう。
公的機関を装って調査・工事をして費用を請求する
「国からの依頼で電波状況を調査しにきました」など、国や公的機関を装い半ば強引に調査や工事をして費用を請求するケースもあります。この手口は高齢者や女性など押しに弱い人が狙われやすい特徴があります。基本的に国が一般家庭のアンテナを点検することはないので、依頼していないのにアンテナ業者から電話や訪問があった場合は注意しましょう。
公的機関を装って工事・放送申し込み代金を振り込ませる
NHKや総務省などの公的機関から、郵送で地デジや4K8K放送の申し込み金や、先払いでのアンテナ工事の代金の請求が来た場合は詐欺を疑いましょう。過去には、地デジ放送へ移行した際にアンテナの工事代金を国民に負担してもらう旨の文面を送り、指定口座に振り込ませるという事例もありました。
前金だけを受け取り工事をしない
アンテナ工事を依頼した際に、前払い金を請求された場合は注意が必要です。なぜなら、前金を受け取った後逃げられてしまい、工事が行われないという詐欺の手口があるからです。大規模な工事で前払い金が発生せざるおえないような場合でも、安易に払わずに振込先などをしっかり確認した上で支払いをするようにしましょう。
アンテナ工事の詐欺に遭わないための対策3つ
アンテナ工事の詐欺はしっかりと対策をとれば防ぐことができます。ここからはアンテナ工事詐欺に遭わないための3つの対策を見てみましょう。
訪問セールスは相手にしない
いきなりやってくる訪問セールスのほとんどは詐欺の可能性があります。そのため、覚えのない業者が訪れた場合は相手にしない、玄関や家に入れないことが大切です。
その場で契約を結ばず冷静に考える
詐欺では「すぐにでも工事をしないとテレビが映らなくなる」「今契約すれば安くなる」など、人の弱みに付け込んで契約を急かしてくるパターンが多くあります。思わず「契約します」と言いたくなるような場面でも「家族と相談しなければならない」など理由をつけて一旦断り、冷静に判断するようにしましょう。
身近な人や警察・消費者センターに相談する
一見しっかりした郵送物が届いた場合や、本当にある会社・公的機関を名乗った業者が現れた場合など、詐欺かどうかの判断がつきにくいこともあるでしょう。その場合は一人で判断しようとせず、身近な人や警察、消費者センターに相談しましょう。
アンテナ工事詐欺を防ぐには手口や対策をしっかり覚えることが大切
テレビアンテナの工事詐欺に遭わないためには、手口や対策を知っておき、詐欺が疑われる場面に遭遇した場合は冷静に対処することが大切です。自分だけではなく家族にも周知を徹底してください。また、アンテナ工事が必要な際はきちんとした業者を選ぶことが重要です。福島県郡山市周辺で信頼できるアンテナ業者を探しているのであれば、30年以上に渡り地域に密着して施工を提供してきた「有限会社アラテック」にお任せください。
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