アンテナが原因でテレビが映らない時の対処法とは?!
テレビが急に映らなくなってしまうと、誰もがまずテレビの故障を考えます。しかし、テレビが映らなくなってしまうのは、テレビが故障しているためではなく、アンテナが原因であることも。まずは、いくつかの対処法を試して原因を突き止めることが大切です。そこで今回は、テレビが映らなくて困った時に、まず試すべきことについてご紹介します。
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目次
テレビが映らない時にまず試すべきことは?
まずは、テレビが映らない時に試すべきことについてご紹介します。
接続環境を確認
テレビを再起動しても状況が改善しない場合には、接続環境に問題がある可能性があります。例えば、ケーブルが正しい場所に差し込まれていなかったり、接続がゆるんでいたりすると、テレビが映らなかったり映りが安定しなかったりします。
アンテナ端子と分波器を結ぶアンテナケーブル、 分波器とレコーダー、レコーダーとテレビをつなぐそれぞれのケーブルが正しい位置に接続されていることを確認してください。
アンテナレベルを確認
上記の方法を試してもテレビが映らない場合には、アンテナレベルが低くなっている可能性があります。アンテナレベルは、リモコン操作を行うことで簡単にチェックできるので、放送受信設定のアンテナレベルという項目から確認してみてください。
機種やメーカーによってアンテナレベルの表示方法が異なり、色や数値で表されています。テレビの説明書を見ながら、アンテナレベルの受信強度が適切であるかをチェックしましょう。
アンテナが原因で映らない場合とは?
テレビアンテナが原因で映らない場合には、以下の要因が考えられます。
アンテナがトラブルを起こしている時
アンテナがトラブルを起こしている場合には、アンテナ本体の故障である可能性が高まります。特に、地震や台風の直後にテレビが映らなくなった場合には、アンテナが壊れたり折れたりしている可能性があるでしょう。一般的にアンテナの寿命は10年から15年といわれていますが、特に台風が多い地域や海に近い地域の方は、こまめに点検することが大切です。
アンテナケーブルにトラブルが起きている時
アンテナには問題がなくても、アンテナケーブルにトラブルが起きているケースもあります。テレビのケーブルに予備がある場合には、一度交換をして接続を試してみるのがおすすめです。また、一般的なアンテナケーブルの寿命は10年前後なので、定期的に交換を検討することも大切です。
アンテナレベルをあげる方法
アンテナレベルを上げるためには、まずは自分で行える方法を試した上で、それでも改善が見られない場合には専門業者にチェックを依頼してください。
自分で行う方法
一番簡単な対処法は、テレビを再起動させることです。本体を切って、2〜3分放置した後、もう一度電源を入れてください。そうすることでエラー情報がリセットされ、正しく映る可能性があります。また、b-casカードを入れ直したり、チャンネル設定をもう一度行ったりすることでエラーが改善する場合もあります。
さらに、アンテナ端子からテレビにつなげるケーブル配線に不具合やゆるみがないかどうかもチェックしておきましょう。
業者に依頼する方法
上記の方法でアンテナレベルに改善がみられない場合には、やはりプロの業者に対応を依頼するのがおすすめです。アンテナの向きを調整したり、故障をチェックしたりするのは決して自分で行うのではなく、業者に任せるのが鉄則です。なぜなら、アンテナは屋根の上やベランダの上などの高い場所に設置してされていることが多く、自分で作業を行うと危険が伴うからです。
エラーコードが表示される原因が分からないという場合には、アンテナの修理や交換を行う専門業者に相談しましょう。
まとめ
今回は、テレビが急に映らなくなってしまった場合に行うべき対処法についてご紹介しました。まずは、テレビを再起動させる、ケーブルの接続を確認する、チャンネル設定をチェックするなどの対処法を試してみてください。それでも改善しない場合には、アンテナに問題がないかどうかチェックを行い、必要に応じてアンテナの修理や点検交換を専門業者に依頼するのがおすすめです。
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