換気扇が動かないときの原因は?対処法はある?
換気扇が動かない原因は、いくつかあります。そのため、原因にあった対処法が必要になってきます。この記事では、換気扇が動かなくなってしまう原因と、故障したときの対処法についてまとめています。換気扇の調子が悪いときには、ぜひ参考にしてください。
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目次
換気扇が動かないときの原因
換気扇が動かないときは、以下のような原因が考えられます。
- 油汚れやホコリ
- 部品やスイッチの故障
- 電気回線の接触不良
それぞれ詳しく解説していきます。
油汚れやホコリ
換気扇が動かないときの原因として多いのが、油汚れやホコリの付着です。換気扇のプロペラ部分やファンの部分に汚れが蓄積すると、一部だけが重たくなってしまいます。そのまま換気扇を使い続けると、十分な換気効果が得られないだけでなく、モーターに大きな負荷がかかります。そして最終的には換気扇が動かなくなってしまいます。
部品やスイッチの故障
換気扇が正常に作動しない原因として、部品やスイッチの故障も考えられます。換気扇はプロペラやモーターなど、さまざまな部品から構成されています。部品が1つでも壊れてしまうと、換気扇になんらかの不具合が起こります。また、どの部品が壊れているのかは、素人目にはわかりづらいです。
電気回線の接触不良
電気回線に不具合があるときも換気扇は動きません。換気扇は水回りに設置されていることが多いです。そのため、何かの拍子に水が入ってしまい、電気回線がショートしてしまう恐れもあります。また、換気扇を掃除した際に、うっかり配線に触れてしまい、断線してしまうこともあります。
経年劣化
経年劣化による故障も考えられます。一般的にメーカーが定める換気扇の標準使用期間は8~10年ほどです。そのため、長年使っている換気扇は修理しても故障を繰り返す可能性があります。修理しても調子が悪いような場合は、新しい換気扇への交換を検討しましょう。
換気扇が動かないときの対処法
換気扇が動かないときにどこを見ればいいのか、また何をすべきかを具体的に解説していきます。
換気扇のモーターを確認
まず換気扇のモーターを調べて、不具合がないか確認してみましょう。換気扇のファンを外すとモーターの軸が見えるため、モーターに不具合がないかチェックできます。モーターが正常ならば、指の力で簡単に回すことができます。まったく回らない場合は、モーターが故障している可能性が高いです。
換気扇の部品や内部を掃除
換気扇が動かない原因が汚れならば、掃除で直る場合があります。掃除をする際は、必ず本体の電源を落とし、完全に停止していることを確認しましょう。また、換気扇の汚れを防ぐためには普段からのお手入れが大切になります。可能であれば月に1回程度は換気扇を掃除しましょう。
部品や本体の交換
動かない原因が故障やサビの場合は、部品を交換する必要があります。換気扇は構造が複雑なことが多いため、専門の業者に任せるのがおすすめです。自分で交換すると、他の部品の故障を招いたり、事故や火災につながる恐れがあります。
換気扇が故障する前兆
換気扇が故障する前兆を知っていれば、事前に故障するのを防げます。「故障かも?」と感じた場合は、以下のような症状が出ていないか確認してみましょう。
異音が鳴る
換気扇が作動しているときに異音が鳴っている場合は、油汚れの蓄積か故障の可能性があります。「ゴーッ」という大きな音は、油汚れの蓄積が原因です。この場合は掃除することで直る場合があります。「カタカタ」という音は、モーターの異常の可能性があります。この場合は業者に見てもらいましょう。
換気効率が悪くなる
換気効率が悪くなっている場合は、故障の可能性があります。換気効率を確認するために、換気扇にティッシュなどの紙を近づけてみましょう。紙が換気扇側に吸い寄せられれば問題ありません。吸い寄せられない場合は、何らかの不具合が生じている可能性があります。
換気扇が動かないときは原因に合わせた対策が必要
換気扇が動かない場合には、さまざまな原因が考えられます。原因によって対処法が変わるため、まずは換気扇の状態を確認しましょう。掃除してもよくならない場合は、専門の業者に見てもらうのがおすすめです。
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