エアコンの電源がつかなかったり、変な音がして風が出てこなかったりすると、修理が必要になります。しかし、修理にはどのくらいお金がかかるのだろうと、心配になりますよね。そこでこの記事では、エアコンの症状別に修理相場をご紹介します。ぜひチェックしてみてください。

この記事を読むための時間：3分

症状別・エアコンの修理の相場はこのくらい

エアコン修理は、故障の症状別や修理箇所によって、修理金額の相場が大幅に変わります。10,000円以内で済むこともあれば、100,000円以上かかる場合もあります。それぞれ詳しく紹介していきます。

電源が入らない場合の修理相場

エアコンの電源が入らない場合の修理費用は、9,000円～35,000円です。エアコンの電源が入らない場合に考えられる原因は、主にエアコンの温度ヒューズが壊れている、基盤が故障しているときです。温度ヒューズが原因の故障は費用が9,000円ほどですが、基盤の故障が原因だと30,000円以上と高額になります。

エアコンの効きが悪い・風が出てこない場合の修理相場

エアコンの効きが悪い、風が出てこない場合の修理相場は、9,000円～130,000円です。故障の原因は、コンプレッサーの故障、冷媒ガス漏れ、室内機ファンモーターの故障が考えられます。また、エアコンの冷凍サイクル（空気を圧縮させ冷たい空気に変化させて室温を変化させる仕組み）に不具合が起きた場合は、およそ130,000円も修理費用がかかります。

部品の交換であれば、費用は9,000円程度で済みますが、冷媒ガス漏れが原因の場合、ガスを補充しないといけないため、20,000円程度かかります。

エアコンから大きな音がする場合の修理相場

エアコンから大きな音がする場合の修理相場は、7,000円～110,000円です。エアコンから大きな音がする場合の故障の原因は、ドレンホースの異常、室外機や室内機の異常が考えられます。ドレンホースの交換で済む場合は費用は8,000円程度ですが、室外機の交換が必要な場合は、費用も110,000円と高額になります。

エアコンから水が出てくる場合の修理相場

エアコンから水が出てくる場合の修理相場は、8,000円～50,000円です。エアコンから水が出てくる場合に原因として考えられるのは、エアコン内部の結露、ドレンホースの劣化、冷媒ガス漏れです。結露は、エアコンの設定温度を20℃以上にすると解決することがあります。

ドレンホースの交換をする場合の費用は8,000円程度、冷媒ガス補充が必要な場合は、費用は20,000円程度かかります。

エアコンから出てくる風が臭い場合の修理相場

エアコンから出てくる風が臭い場合、エアコンのフィルターや内部のカビなどが原因であれば、エアコンクリーニングの料金として8,000円〜10,000円程度で依頼可能です。フィルターが原因の場合は自分で掃除すれば収まる場合もあるため、一度きれいにしてみましょう。

清掃しても臭いが取れない場合は、エアコンの電子系統がショートしたりしている場合があります。その場合、部品の交換になることが多いため、修理費として費用が20,000円～35,000円前後かかります。

エアコン修理は業者に頼もう

エアコン修理は、修理費用の節約のために自分で行う人もいます。しかし専門的な知識が必要になる上に、もし壊してしまっても保証が効かないため、専門業者に依頼することをおすすめします。エアコン修理は、業者に依頼した方が時間もかかりませんし、自分で壊してしまうリスクもありません。

また、市販のエアコン洗浄スプレーは、エアコンの基板を傷める恐れがあるため、エアコン内部清掃をしたいときは、業者に依頼するようにしましょう。