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エアコンからぬるい風しか出ないときはどうする?原因と対処法を解説

ぬるい風が出るエアコン

 

エアコンからぬるい風が出る場合、さまざまな原因が考えられます。まずはリセットしてみることをおすすめしますが、それでも直らない場合もあります。その場合はぬるい風が出る原因を知り、正しく対処することが大事です。本記事では、ぬるい風が出る原因とそれに対する対処法について解説します。適切な対処法を知ることで、エアコンを長持ちさせることにもつながるでしょう。

この記事を読むための時間:3分

 

エアコンからぬるい風が出るときは、まずはリセットしてみましょう

エアコンからぬるい風が出るときは、リセットすることで直る場合があります。エアコンのリセットの仕方は、基本的にどのメーカーの製品であっても同じです。

 

  1. エアコンを停止する
  2. エアコンの電源プラグを抜く
  3. 電源プラグを抜いたまま数分待つ
  4. 電源プラグを再び差す
  5. エアコンを運転する

エアコンからぬるい風が出る原因と対処法

エアコンのリセットでも改善しない場合は、他に原因が考えられます。

リモコンの設定が違う

リモコンの設定を確認してみましょう。送風モードや省エネモードにしている場合、風が弱くなります。そうすると、ぬるい風しか出てこないと感じることがあります。また、自動運転にしている場合は、設定温度に達すると自然と風量が弱まりぬるい風しか出ません。

 

リモコンの設定が原因かどうかは、冷房または暖房で風量を強にして、低め・高めの温度設定で試してみましょう。

フィルターが汚れている

エアコンのフィルターが汚れていると、ぬるい風しか出ない場合があります。フィルターにほこりやごみが貯まっているようなら、フィルターの汚れが原因と考えられます。フィルターが汚れている場合は、掃除機で吸って汚れを取り除きましょう。汚れがひどいときには水洗いし、乾燥させるとよいでしょう。フィルターの掃除は2週間に1回程度行うのがおすすめです。

室外機が汚れている

室外機には空気を温めたり冷やしたりする役割があります。室外機の熱交換器が汚れていると、ぬるい風しか出ない場合があります。熱交換器は薄い板状の金属が並んでいるので、傷つけないように手入れをしましょう。

室外機に直射日光が当たっている

室外機には、室内の空気を循環させて熱を排出させる役割があります。室外機に直射日光が当たっていると、熱が排出されません。すると、ぬるい風しか出なくなってしまうのです。屋外に置かれる室外機は、直射日光に当たってしまうこともあります。その場合は、すだれをかけて日陰を作ったり、室外機を板で囲ったりするなどの対策をとりましょう。

室外機の周りに物がある

直射日光が当たっているときと同じように、室外機の周りに物があると熱が排出されません。室外機の周りに物を置かなくてはいけない場合は、なるべく距離を離しましょう

冷媒ガスが漏れている

冷媒ガスは、温度調整のために室内機と室外機を循環しているガスです。冷媒ガスが配管の劣化などにより漏れてしまうと、エアコンの機能が低下します。エアコン本体から水が出ていたり、配管が凍結したりしている場合は冷媒ガスが漏れているかもしれません。冷媒ガスの漏れは自分では直せないため、業者に修理を依頼しましょう

エアコンの故障

これまで説明した対処法でも改善されない場合は、エアコン本体の故障が考えられます。エアコンを修理するか買い替えるかは、エアコンの使用年数やエアコンの機種にもよります。使用年数が長く、機種が古い場合は、買い替えたほうがいいでしょう。

適切な対処法を知り、エアコンを快適に使用しましょう

エアコンからぬるい風が出る場合は、原因と対処法を正しく知ることが大切です。自分で対処できない場合は、修理や買い替えを検討しましょう。

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