換気扇を増設したい！設置するためのポイントや注意点を詳しく解説

2022.04.14

新しく増設した換気扇

換気扇を増設するためのポイントとは？

この記事を読むための時間：3分

室内に嫌なニオイがこもって何となく不快に感じる場合、換気扇の増設を考える方もいることでしょう。窓が無くて空気の入れ替えができない時は、換気扇を使えば大丈夫です。今回は、換気扇を増設するために、事前に確認すべきことと、増設できない箇所にも使用できる窓用換気扇について詳しくご紹介します。

自宅に換気扇の増設をお考えであれば、工事を行う前に一度、次の3つを確認しておいてください。それからでも換気扇の設置は遅くありません。

換気扇を設置するには、空気を通すための排気口が必要です。そのためには、壁に穴を開ける工事をしなければなりません。ただ穴を開ければ良いのではなく、穴を開けても構造上に問題はないか、しっかりと確認するようにしてください。

また、借家の場合、家主さんのOKが無ければ、壁に穴を開けることができません。いずれにせよ、排気口用の穴を開ける必要があるなら、専門業者へ相談することをおすすめします。

換気扇の設置をするなら、専門業者へ工事の依頼をしなければなりません。しかし、換気扇の設置工事は、住宅の形態によって依頼先が変わってきます。そのため、自宅がどの形態になるのか、確認する必要があります。

木造住宅であれば設計事務所、工務店、電気工事店、住宅設備店、リフォーム専門業者に、工業化住宅ならハウスメーカー、分譲マンションは管理会社に、賃貸住宅なら工務店、電気工事店、管理会社、家主などに相談して、工事を依頼しましょう。

換気扇の増設を検討する場合、工事などにかかる費用も気になるところです。換気扇本体の価格は、キッチンやトイレ、浴室などで異なります。設置箇所の壁に穴開けをするなら、その分の施工費用もかかります。

壁に埋め込んで設置する換気扇を増設する場合、必要な費用は以下のとおりです。

換気扇本体：15,000～50,000円
木枠：約2,500円
屋外フード：約5,000円
作業代金（取り付け+コンセント設置）：約6,000円

換気扇の増設ですが、できれば自分で取り付けしたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。普段からDIYなどをしていて作業に慣れている方であれば、自力での増設が可能かもしれません。しかしながら、換気扇の増設の場合、新たに電気配線を必要とするケースもあり、専門的な知識や技術が必要となります。

換気扇の増設をお考えであれば、自力で作業せず、専門の業者に依頼すると安心です。できれば、電気工事士の資格を持つ業者を選ぶことをおすすめします。

換気扇を増設したくても、あまり費用をかけることができないのであれば、「窓用換気扇」を検討してみるのもアリです。名前の通り、窓に取り付け可能な換気扇で、電気工事は一切不要です。窓に取り付けた枠に換気扇を設置するため、比較的手軽に取り付けることが可能なのでおすすめです。

ホームセンターなどでも販売しているので、自宅の取り付けしたい窓のサイズに合うかどうか、しっかりと確認した上で購入してください。

室内の気になるニオイを排出するために換気扇の増設を検討する場合、あまり時間もコストもかけずに、自分で設置したいと考える方もいることでしょう。しかし、換気扇を増設する場合、窓用換気扇でなければ、そのほとんどが電気工事を要するため、あまりおすすめできません。

しっかりと丁寧に換気扇の増設をしたい場合であれば、今回の記事を参考にした上でプロの業者に相談するようにしましょう。

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