エアコンの風が出ない原因を解説!これって故障?
エアコンを起動させても風が出ないと「あれ故障かな?」と不安な気持ちになってしまいますよね。特にエアコンは夏、冬に大活躍する機械のため故障してしばらく使えないととても困ってしまいます。この記事を読めば、エアコンの風が出なくなってしまった時の原因がわかるようになるのでエアコンの故障が心配な方はぜひチェックしてみてください。
この記事を読むための時間:3分
目次
エアコンの風が出ないときの主な原因
エアコンの風が出ないのには故障だけではなく、様々な要因が考えられます。
設定温度の確認
エアコンには設定温度があり、その温度より室内温度が下がる(上がる)とエアコンが適温と判断し、風が止まります。例えば冷房運転で28℃に設定していれば、28℃以下になるとエアコンが自動で止まり、また28℃以上に室内温度が戻れば再度稼働します。風が出たり止まったりしているようであれば故障というより設定温度が関係している可能性が考えられるでしょう。
風が止まるのが嫌という方は設定温度を2~3度下げる(上げる)と風が止まることなく稼働します。ただし温度を下げすぎる(上げすぎる)と体調を崩す原因になるため注意が必要です。
運転モードの確認
エアコンのモードには暖房、冷房、除湿、送風があります。モードを間違っていても風が出ない原因になります。例えば部屋を涼しくしたいのに暖房や送風モードになっていると冷たい風は出てきません。エアコンを起動させる際は現在がどのモードで稼働しているのか確認するようにしましょう。
霜取り運転が作動しているかの確認
霜取り運転は暖房運転時のみですが、運転中はエアコンから風が出ません。霜取り運転は室外機に付いた霜を溶かすための機能で、霜が室外機に付着していると熱交換がうまくいきません。そのため霜を溶かすことに集中する必要性があり、風が出なくなります。
寒い日に暖房をつけ運転ランプが点滅していて、風が出ないようなら霜取り運転が原因の可能性が高くなります(大体のエアコンは霜取り運転中と表示される)。霜を溶かすことが出来れば暖房は再開されるため、故障ではありません。
室内機の汚れの確認
エアコンのフィルターにホコリ、汚れ、カビが溜まってくると風がでない原因になります。もししばらくエアコンのフィルターを掃除していない場合、まずはフィルター掃除から始めましょう。
室外機の確認
風がでない原因としてはエアコンだけではなく、室外機が原因の場合もあります。そのため室外機にも異常がないか確認をしましょう。
室外機の汚れ
室外機の裏側のアルミフィンに汚れや動物の毛が詰まっているとエアコンの風量減少、消費電力の増量、故障の原因にもなりえます。定期的な室外機の掃除を行うことでエアコンの風量が正常に戻ることもあるため、室外機の汚れは極力落とすようにしましょう。
室外機のカバーがされていないか
しばらくエアコンを起動させていないと、室外機にカバーをかけていることを忘れ、そのまま起動させてしまうことがあります。その場合最初は風が出るものの、しばらくすると風が出なくなります。そのような傾向があった場合、室外機のカバーの外し忘れが原因の可能性があるため、エアコンを起動させる前に室外機の確認をするようにしましょう。
故障
上記の原因に当てはまらず、エアコンから風が出ない場合故障が考えられます。
故障かな?と感じたら一度リセットをしましょう
原因がわからず、何をしてもダメな場合一度エアコン本体をリセットすることで改善が見込めることがあります。また、本体の電源をOFFにして再度付けることで正常に起動する場合もあるためまずは試してみましょう。
電源をOFFにする
リモコンでエアコンの電源をOFFにしてみる、そして再度つけるなどで運転ランプやタイマーランプの点滅などの異常がないか確認してみましょう。
電源コードをコンセントから抜く
エアコンの電源コードを抜いて再度つけることで起動する場合もあります。
応急運転ボタン
ルームエアコンには応急運転ボタンがエアコンの前面パネルを開いたところにあります。この応急運転ボタンはリモコンがなくても、エアコンの起動をすることができます。応急運転ボタンを使った起動方法では、基本動作しか行うことができないため、故障の判定の場合この起動方法でも問題ありません。
まとめ
エアコンの風が出ない原因は様々ですが、フィルター掃除など自分で行えることをやっても風が出ないなど「もし故障かな?」と思ったらまずはお問い合わせください!
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