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業務用エアコンが故障する主な原因とは?業態ごとに解説します

業務用エアコンが故障してしまい直している男の人

 

大きい店舗には一般家庭用のエアコンでは機能が追いつかないため、それに対応した業務用エアコンを設置している店舗が多く、業態によっては故障しやすい環境も存在します。この記事では業態ごとに業務用エアコンの故障しやすい原因を理解することができるようになるため、いざという時のために店長さん、店舗スタッフさんはチェックをしてみてください。

この記事を読むための時間:3分

業務用エアコンの故障の原因

業務用エアコンの故障の原因はフィルターに汚れが詰まったり、業務用エアコンの使いすぎによる事が多いです。

フィルターの汚れ、カビ

業務用エアコンのフィルターにホコリや汚れ、カビが溜まると故障の原因となります。エアコンの音が大きくなったり、異様な音が出ていると故障している可能性が考えられます。故障しないようにするには、定期的にフィルターやファンを掃除することで防げます。また音ではなく、エアコンの臭いがおかしい場合はカビが原因と考えられるでしょう。カビはエアコンの風に乗って人に伝わってしまうため、アレルギーを持つ人だと喘息などトラブルになりかねません。その上飲食店においては衛生面を疑われるため、売り上げ減少にも繋がってしまいます。

業務用エアコンの使いすぎ

業務用エアコンは基本的に一般的なエアコンと比べると丈夫に作られています。ただし丈夫とはいえ、常にエアコンを稼働させた状態だとエアコンの寿命が縮まる上に、フィルターも汚れやすくなります。使いすぎはどのエアコンにおいて共通ですが、故障の原因となります。

業務用エアコンが故障しやすい場所

業務用に限らずエアコンにも壊れやすい業態がいくつか存在します。下記の業態で使用しているエアコンは、特に定期的なメンテナンスが必要になってくる店舗です。

ペットショップ、ペットを飼っている店舗

ペットショップやペットを飼っている店舗では動物の抜け毛が多くなります。動物の毛は油分を含んでいるため、業務用エアコンに入り込むとゼリー状の汚れに変化します。それに伴いフィルターや配管に詰まりが生じ、臭い、故障の原因となってしまうのです。

 

また冬や夏には冷暖房を常につけておく必要があるため、一般の店舗に比べてエアコンの稼働時間が多くなり、比較的早い段階で故障しやすくなります。ペットを扱う業態ではより定期的なメンテナンスが必要になるでしょう。

美容室・理容室

ペットショップは動物の毛が原因で故障しますが、美容室・理容室では人の髪の毛が原因でエアコンが汚れ、その結果故障に繋がりますまた汚れの原因としてはヘアスプレーやパーマ剤などの薬品も美容室・理容室では関係してきます。

油を使う飲食店

飲食店では調理をする際に油を使う事が多く、その油が煙や蒸気としてエアコンの内部に入り込むことで汚れ、それが原因で故障してしまいます。

 

油は一度ついてしまうと掃除するだけでは落ちづらいため、定期的なフィルターの交換が必要になります。また、調理中は高温の蒸気が立ち込めるので、エアコン自体にも熱が加わり故障に陥るケースも珍しくありません。そういった場合は熱を溜めこまないような工夫が必要となります。

 

それ以外にも飲食店には故障の原因となりえるものがあります。飲食店は食べ物が多く、ネズミなどの害獣、ゴキブリなどが侵入する事が多いです。ネズミは食べ物を食べるだけではなく糞でエアコンを汚したり、エアコンのコードをかじったりするため、ネズミによる故障も他の業態に比べて多くなります。被害があまりにも大きい場合には、罠を張る等の対策が必要になるでしょう。

工場

工場では油を使ったり、砂埃・粉塵が発生しやすく、それらがエアコン内部に入りこむことで故障が起きやすくなります。また機械を多く使うことで室内温度の上昇が起こるため、飲食店同様熱が室内に立ち込めてしまいます。

 

それと合わせて夏場などはエアコンの連続的な使用を余儀なくされるため、エアコンの故障へと繋がりやすくなります。工場などの場合は定期的に業者によるクリーニングをすることがおすすめです。

業務用エアコンが故障しないための予防

業務用エアコンが故障しないためには予防が大事となります。予防を怠るとエアコンの寿命が縮む原因となるため、しっかり行っていきましょう。

エアコン使用後には送風を行う

具体的な予防法としては、エアコン使用後に送風を取り入れることです。夏場は冷たい風を送るため、エアコンに結露が生じやすくなります。結露を放置するとカビの原因となるため、送風をいれることでエアコン内の乾燥を行うことができます。

 

フィルターにはホコリ、汚れが付着しやすいため定期的なフィルター掃除も行っていきましょう。掃除機で大まかなホコリは吸うことができますが、油を含んだ汚れなどは中々落ちづらいため、中性洗剤を使い水洗いをするのも一つの手です。また、洗浄したフィルターは乾かさないとカビの原因となるため、完全に乾かしてから元の状態に戻しましょう。

 

取りづらいカビや奥の汚れは自分では無理をせず、業者にクリーニングを依頼することで、確実に取り除くことができます。エアコンの寿命を伸ばすためにも定期的に予防を実施していきましょう。

まとめ

今回は業務用エアコンの故障の原因についてまとめていきました。業務用エアコンも丈夫とはいえ機械なので故障はつきものです。故障の原因を知り、いかに故障を未然に防ぐ事ができるのかが重要なポイントとなります定期的なメンテナンスを行うことで、エアコンの寿命も伸びるためメンテナンスは怠らないようにしましょう。

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