防犯カメラのノイズの原因とは?解決法についても解説
- モニターの映像に線が入る
- チキチキと、モニターの映像が乱れる
- 昼間はちゃんと映るのに夜だけ映像が白くぼやける
設置した防犯カメラの映像がこのようなことになっていませんか?この場合まず疑われるのが機器の故障ですが、設置位置や配線の並びを工夫することで問題が解消する可能性もあります。
今回はノイズが発生する原因や解決方法について解説していきますので、お悩みの方はぜひこの記事を参考にしてください!
この記事を読むための時間:3分
目次
防犯カメラのノイズの原因
防犯カメラのノイズについては、様々な要因が考えられます。それはどのようなものなのか、具体的に解説していきます。
設置場所周辺の環境
外付け防犯カメラの場合、早朝や夜になるとカメラの映像が白く濁ったり、ピンボケしたりすることがしばしばあります。これはノイズではなく、温度差でカメラが曇ったり、汚れたりしていることが原因かもしれません。
- カメラをこまめに清掃する
- ヒーター付きのハウジングを装着する
こういった対応をすることにより映像の乱れを解消できるかもしれないので、一度試してみて下さい。
配線の不具合、劣化
配線コードが長すぎたり、絶縁体が劣化していたりすることがノイズ発生の原因の場合があります。また、防犯カメラの配線コードと200V電線を平行して配線すると、電磁誘導により映像が乱れることも。
- 配線コードを短いもの、新しいものに交換してみる
- 配線コードと200V電線を垂直に配線する、もしくはできるだけ離して配線する
このような対応をすることで改善する可能性があります。
電磁波
防犯カメラやレコーダーの設置場所付近に
- プレス機や大きな印刷機、釘打ち機
- ラジオ局のような強い電波を発している施設
こういったものがあると、そこから生じる電磁波の影響により、ノイズが発生する可能性があります。この場合、設置場所を変更することで状況が好転する可能性があります。
カメラの故障
防犯カメラの故障や寿命により、ノイズが発生している可能性があります。この場合、新しいものと交換する、専門業者に修理を依頼するなどの対応が必要です。
モニターの不具合
カメラ本体ではなく、映像を映し出すモニターや、映像を録画するレコーダーなどの故障や寿命によりノイズが発生している場合があります。この場合も新品と交換する、専門業者に修理してもらうなどの対応をする必要があります。
ノイズ発生時の対処法について
カメラやモニターの故障や寿命、配線コードの劣化などが原因であれば、新品との交換や専門業者による修理が必要ですが、設置場所の環境や配線の仕方が原因であれば、工夫次第でノイズが解消できることもあります。
- 工場であればプレス機や印刷機のような大型の機械、家庭であれば電子レンジなど、電磁波を発生するような機器から離れた場所にカメラを設置する
- カメラの配線コードと200V電線を並行して配線しないように、場所を離してみる
このようなことをまずは実施してみましょう。
複数あるカメラのノイズの原因を探る方法
複数あるカメラのうち1台が映らない場合、カメラなのか、それとも配線なのか、原因がわかりにくいですよね。その時は映らないカメラの配線と正常に作動しているカメラの配線を差し変えてみましょう。差し替えたことで映るようになればカメラや配線が、差し替えても映らない場合はレコーダーが原因であると考えられます。
原因がわからなければ専門の業者に相談を
ノイズが発生する原因は様々ですが、故障なのか、それとも他に原因があるのか、見極めが難しいところでもあります。もし判断が付かないようであれば、躊躇せずに専門の業者を頼りましょう。様々なケースに対応してきたプロの目により、ノイズの原因がはっきりとわかるはずです。
防犯カメラのノイズに関しては、有限会社アラテックでも対応可能です。無料相談も行っていますので、お悩みの場合はお気軽にご連絡ください。
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