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防犯カメラと監視カメラの違いとは?

犯罪や事件などの情報収集に役立つ監視カメラ

 

商店街やオフィス、住宅街など、今や様々な場所で見かけるようになった防犯カメラと監視カメラ。新聞やニュースの中でも同じような意味合いで使われることが多いこの2つですが、実は名称以外にいろいろと違いがあるのをご存知でしたか?その違いについて、はっきりと答えられる方はあまり多くはないでしょう。

 

知っていて役に立つ防犯カメラと監視カメラの違いについて今回はできるだけ詳細に解説していきます。ご興味のある方は最後までぜひお付き合いください。

この記事を読むための時間:3分

防犯カメラと監視カメラの違いとは?

多くの方から同じようなものとして捉えられている防犯カメラと監視カメラ。これら2つの違いとは、果たしてどういった点なのでしょうか?わかりやすいように種類別にして解説していきます。

防犯カメラ

防犯カメラを設置する最大の目的は、その名の通り、犯罪の防止です。従って、誰でも目に入るような目立つ場所に取り付けられたり、気付かれやすいようにセンサーライトが搭載されたりしています。また、防止する目的のみを達成するために、実際にはカメラの機能や録画機能がついていない、「ダミーカメラ」なるものも存在します。

 

スーパーやコンビニにおける万引きは、店員さんの声掛けによって60%防げる、ともいわれています。これは犯罪者が「見られている」ということに対し、敏感に反応しているからでしょう。防犯カメラが目立つ場所に設置され、視界の届かない場所における「目」としての役割を担うことで、犯罪の阻止率は格段に向上することが想定できます。

監視カメラ

一方で監視カメラは、犯罪を未然に防ぐ目的で設置されている防犯カメラとは違い、起きてしまった盗難事件や傷害事件、交通事故などの犯罪現場をその場で記録できるように設置されているものです。なるべく人に気付かれないように設置するためサイズも小型に作られており、人の目にあまり触れることのない、目立たない場所に設置するのが一般的です。

設置場所にも違いがある?

犯罪を防止する目的で設置される防犯カメラと、起きてしまった犯罪を記録するために設置される監視カメラ。使用目的が大きく異なるため、その設置場所にもかなりの違いがみられます。こちらも種類別に解説していきます。

防犯カメラ

防犯カメラは犯罪を未然に防ぐために設置するので、とにかく目立つ場所が設置場所として選ばれます

 

  • オフィスやお店、工場、倉庫などの入り口や駐車場
  • 戸建てやマンションなどの玄関や裏口

 

こういった場所に取り付けるのが一般的です。「常に見られている」「監視されている」ということを瞬時に意識させられるかが、防犯カメラを有効に利用できるかの、1つのポイントとなります。

監視カメラ

監視カメラは事件や事故などの犯罪を記録するためのものなので、あまり目立たない、気付かれにくい場所へ設置することが求められます

 

例えば「振り込め詐欺」などに利用されることが多い銀行のATMなどは、存在を気づかれないように機械の中へ設置されています。また、万が一内部不正が起こってしまった時のために、オフィス内においては小型のカメラを目の届かない箇所に設置していることが多いです。犯罪や不正の現場を記録する他に、自然災害を記録するために全国の様々な防波堤や河川敷沿いにおいても監視カメラが設置されており、災害発生の原因究明に役立っています

設置するならどちらがおすすめ?

防犯目的であれば防犯カメラを、犯罪や事故の記録、地域住民の見守りを目的とするならば監視カメラを設置するのがおすすめです。何の目的で使用するのか、用途をはっきりさせてからどちらかを選ぶようにするとよいでしょう。

まとめ

同じ目的で使用されていると思われがちな防犯カメラと監視カメラ。しかし、これらを使用する目的には明らかな違いがあり、目的の違いから設置の仕方にも異なる点が見られます。2つのカメラを有効に利用するためにも、まずはその違いについて頭の中で整理してから目的に応じて選択することをおすすめします。

 

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