直付け照明を自分で工事することは可能?
「新居の広いリビングに大きなシャンデリアを飾りたい」新たにお家を購入された方なら、誰しも一度はそう思うのではないでしょうか。もしシャンデリアのような大きくて、重量がある照明を取り付けたいのであれば、その時は直付けにするのがおすすめです。しかし、直付けするとなると天井上の配線を触ることもあり、素人で対応できるかどうか、疑問に思うところでもあります。
そこで今回は直付け工事を無資格で行うことが可能なのかについて、できるだけ詳しく解説していきます。まさに今照明の設置でお悩みの方、ぜひこの記事を参考にしてください!
この記事を読むための時間:3分
目次
2つの取付方法がある照明工事
あまり意識したことがない方も多いでしょうが、照明の設置には
- 引っ掛けシーリング工事
- 直付け工事
このように、2つの方法があるのをご存知ですか?どのように違うのか、種類別に詳しく解説していきますので、ご興味が湧いた方はご自宅にある照明器具の上の部分を覗いてみて下さい。
引っ掛けシーリング工事
引っ掛けシーリング工事とは、天井に照明の接続部分となる「ソケット」を取り付け、その部分に照明からのアダプターを差し込んで使用できるようにするものです。ソケットを取り付けることで照明器具を無資格でも着脱することが可能になり、新品への交換や清掃が容易になります。一度ソケットを取り付けてしまえばその後大掛かりな工事をする必要が無く、今やほとんどの照明がこの方法で取り付けられています。
直付け工事
照明の「直付け工事」とは、照明器具を天井からの配線に直接接続して取り付ける方法です。引っ掛けシーリングが対応できる照明の重さは8kg〜10kgともいわれており、それ以上の重さがある大型の照明に関しては、そのほとんどがこの方法で取り付けられています。最大のメリットは接続部分が完全に天井裏に隠れて見えなくなり、インテリアとしての見栄えがとても良いこと。見た目の壮大さや美しさから幅広い世代に人気が高い「シャンデリア」は、この手法で取り付けられるのが一般的です。
直付け工事を自分で行うことは可能?
もしあなたが電気工事士の資格を持っていないのであれば、照明の直付け工事を自分で行うことは不可能です。この工事は天井裏の配線を扱うものであり、配線を扱う工事に関しては電気工事士の資格がないと施工できないように法律で定められています。
なぜ法律で規制されているのか、それは照明を取り付ける際の配線工事は感電や裂傷などを負ってしまう可能性もある大変危険な作業であり、相応の知識を身に付けてきちんと行わないと、漏電による火災を引き起こしてしまうかもしれないからです。無資格で行うことは厳禁であり、希望する場合は必ず専門業者に依頼しなければなりません。
工事費用の相場は?
直付け工事の費用相場は取り付け、取り外し両方とも1箇所につき5,000円位ですが、追加工事によって金額も変わってきます。例えば、コンセントの増設には5,000円前後、配線の増設には8,000円前後ぐらいかかると考えておいてよいでしょう。また、高所の取付や、シャンデリアのような重量のある照明器具の取付においても追加費用が発生するので、当日に慌てないためにも、事前にしっかり打ち合わせしておくことをおすすめします。
工事費を抑えるコツ
直付け工事の費用を少しでも抑えたいのであれば、見積もりを複数の業者から取ることがポイントです。この際、見積もりの内容が詳細に書かれていることを必ずチェックし、不明なものに関してはしっかり明記してもらうようにしてください。
見積もりを見てみると、業者によって1つ1つの作業料金にバラつきがあることがわかります。もちろん、サービス内容により多少の誤差はありますが、作業に対しての料金相場を理解しておくことで良心的な業者とそうでない業者の判別もつきやすくなり、費用の交渉もしやすくなります。
まとめ
- インテリアとしての見栄えを重視したい
- 大きくて重量がある照明を取り付けたい
こういった場合は照明を直付け工事することがおすすめですが、電気工事士の資格がないと施工することができないので、専門業者に依頼する必要があることを覚えておきましょう。
有限会社アラテックには熟練の電気工事士が揃っており、照明の直付け工事にも対応可能です。郡山市周辺で専門業者をお探しであれば、ぜひ私達にお声掛けください!
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