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換気扇の交換は自分でもできる?注意したいポイントは?

台所の換気扇

 

費用を抑えるために自分で換気扇の交換をしたい。そう考えている人もいるかもしれません。では、換気扇は自分で交換することができるのでしょうか。この記事では、自分で換気扇を交換するときの注意点とデメリットについて紹介しています。これから換気扇を自分で交換しようと考えている人は、ぜひ参考にしてください。

この記事を読むための時間:3分

換気扇を自分で交換するときの注意点

換気扇は自分で交換できます。ただし、どんな換気扇でも交換できるわけではありません。また換気扇を交換する上で、いくつか知っておいたほうがいい注意点もあります。

換気扇の種類

換気扇は大きく分けるとプロペラファンタイプシロッコファンタイプの2種類があります。自分で交換できる換気扇はプロペラファンタイプのものです。プロペラファンの場合、壁の換気口に換気扇を直接設置すればいいため、特別な知識なども必要がありません。シロッコタイプは複雑な構造になっているため、専門的な知識が必要になります。

法令上の規制

キッチンの換気扇は、火気を扱う場所に設置するため、法律や条令で規制されています。地域によって規制が異なるため、よく確認しておく必要があります。基本的にはすでにある換気扇と同じサイズ・同じ高さならば問題ないことが多いです。

ダクト工事はプロに任せる

換気扇にシロッコファンやターボファンを採用している場合、排気ダクトの経路変更や接続などの工事が必要です。経験と知識が必要になる専門的な作業のため、自分でやるのはおすすめしません。ダクト工事でミスを犯すと部屋の換気が低下するだけでなく、一酸化中毒や火災の原因にもなりかねません。

換気扇の交換を自分でするデメリット

換気扇の交換を自分で行うのは、3つのデメリットがあります。それぞれ詳しく解説していきます。

施工時のケガや破損

自分で換気扇を交換する際、落下によってケガをする可能性があります。また、マンションの共用部分を破損させる恐れもあります。換気扇の交換は、水平器やレーザーを使って微調整をしながら施工します。そのため、知識や経験がない状態で行うのは、かなりリスクが高いです。

商品選定のミス

まったく知識がないと、取り付ける商品や必要な部材を間違ってしまう恐れがあります。すでにある換気扇を取り外してから間違っていることに気づくと、正しい商品が届くまで換気扇が使えなくなってしまいます。

施工不良の危険性

換気扇の設置時に施工不良を起こす可能性もあります。排気の逆流を防ぐ電動ダンパーが開かずに換気できていなかったという事例もあるため、注意が必要です。思いがけないトラブルが発生することもあるため、プロに任せたほうが安心です。

自分で交換できる換気扇は?

直接排気式のプロペラファンならば、自分一人でも交換可能です。レンジフードやフィルターが付いているタイプは業者に頼んだほうがいいでしょう。

プロペラファンならできることも

壁に空いた換気口に直接プロペラファンがついている場合は、自分で交換できます。交換する場合、まずコンセントを抜いておきましょう。コンセントの場所がわからないときはブレーカーを落としておきます。壁と換気扇カバーの間にマイナスドライバーなどを差し込むとすぐに外れます。

 

しかし換気専用のコンセントがない場合、有資格者による電気配線工事が必要になるため、自分で交換はできません。大きな事故につながることもあるため、注意しましょう。

基本的には業者に任せたほうがいい

基本的に換気扇の交換は業者に任せたほうがいいです。業者に頼むときは、どこまでが料金に含まれているのかよく確認しておきましょう。悪質な業者だと、見積額を低く提示して、作業をしてから追加料金を請求することがあります。そのため、どういった作業が料金に含まれているかはよく確認しておきましょう。

換気扇は自分でも交換できるが基本的には業者に任せよう

コンセントが付いたプロペラファンの換気扇ならば自分で交換可能です。ただし、そこまで費用が安くなるわけでもないため、業者に任せるのがおすすめです。工具などをすべてそろえると、業者にかかる費用を超えてしまうこともあります。

 

また、古い換気扇を処分する費用や手間、施工にかかる時間、選定ミスのリスクなどを考えると、自分で換気扇を交換するのはあまりおすすめしません。安心して使うためにも業者に任せるようにしましょう。

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