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アパートはエアコンを増設しても良い?賃貸物件における注意点を解説

エアコンを増設したアパート

 

近年は夏の暑さが厳しく、空調のない部屋に住むのは辛いため、アパートにエアコンの増設を考えている人もいるでしょう。しかし、賃貸住宅はエアコンを取り付けても良いのか、費用はどうするのかなどわからないこともあります。そこでこの記事では、アパートにエアコンを増設して良いのか、注意点や設置する際の手順を解説します。

この記事を読むための時間:3分

アパートはエアコンを増設しても良い?

アパートでエアコンを増設するには、管理会社や大家さんへの確認が必要です。設置する際は部屋の壁に配管用の穴をあけたり、専用コンセントを増設したりするので、絶対に勝手に行ってはいけません。トラブルになると賠償請求される可能性もあるので、増設の際は確認を取り、許可が出てから手配しましょう。

アパートにエアコンを増設する時の注意点

アパートにエアコンを増設する時の注意点は、以下の3つです。

 

  • 増設できない物件もある
  • 退去費用に影響する可能性がある
  • 誰が設置費用を負担するか確認する

 

それぞれについて解説します。

増設できない物件もある

以下の物件では、エアコンを取り付けられない場合があります。

 

  • 壁に配管用の穴をあけられない
  • 室外機を置くスペースが敷地にない

 

アパートの壁は、建物の構造上配管用の穴をあけられない場合があります。また、敷地内に室外機を置く場所がない場合も、エアコンの増設は難しいでしょう。

退去費用に影響する可能性がある

エアコンを設置する時は、壁に配管用の穴を開けるため、退去時には壁の修繕費用がかかる場合があります。配管用の穴は部屋の破損とは別物なので、修繕費用がかからない場合もありますが、建物は管理会社や大家さんが所有しているため、どのような対応になるかは確認しないとわかりません。

誰が設置費用を負担するか確認する

エアコンの設置には、本体代の他に設置費用がかかります。アパートに増設する際は、本体代は自己負担の可能性が高いですが、設置費用は管理会社や大家さんが負担してくれる場合があるため、賃貸借契約書で以下の項目を確認します。

 

  • 設備項目に「冷暖房完備」や「エアコン完備」と記載されている
  • 管理者が「契約期間中の修繕を行う」と記載されている

 

上記2点を満たしている場合は、設置費用を管理者側で負担してくれる可能性があるため、事前に必ず確認しましょう。

アパートにエアコンを増設する手順

アパートにエアコンを増設する手順は、以下の通りです。

 

  1. 大家さん(管理会社)に確認する
  2. 費用について話し合う
  3. 退去時の確認をする

 

それぞれについて解説します。

大家さん(管理会社)に確認する

エアコンの増設を検討している場合は、まず大家さん(管理会社)に確認しましょう。許可が取れない場合は設置できないので、諦めなくてはいけません。

費用について話し合う

大家さんの許可が取れたら、以下の2つの費用について相談します。

 

  • エアコンの本体代金
  • エアコンの設置費用

 

後々のトラブルを防ぐためにも、誰が費用を負担するのか、明確にしなくてはいけません。通常のエアコンは、本体代金と設置費用がセットになって販売されているため、費用の確認をするまでは勝手に契約などしないようにしましょう。

退去時の確認をする

最後に、退去時のエアコンの扱いについても確認します。退去時にエアコンを撤去しなければいけない場合は、撤去や修繕費用がかかる可能性があります。また、大家さんと話し合いをして、エアコンを部屋に置いていく代わりに、修繕費用がかからないなども場合もあるでしょう。どうなるかはわからないので、退去時のトラブルを防ぐためにも事前に確認する必要があります。

エアコンを増設する時は必ず大家さんに確認しましょう

アパートにエアコンを増設する時は、大家さんの許可が必要です。勝手に設置するとトラブルや賠償請求につながる恐れがあるので、絶対にやめましょう。設置の許可が取れたら、エアコンの取り付け費用や退去時の扱いを確認して工事を始めます。アパートは大家さんや管理会社所有の物件なので、必ず確認をしてから増設しましょう。

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