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エアコンの室外機は移動できる?移設のメリットと注意点を解説

移動させたエアコンの室外機

 

エアコンの室外機は、通り道や作業スペースにあると邪魔に感じるため、設置場所を変えたい人もいるでしょう。しかし、取り付け場所は変えられるのか、自分で動かして良いのかなどわからないこともあります。そこでこの記事では、エアコンの室外機は移動できるのか、設置場所を変えるメリットと注意点をご紹介します。

この記事を読むための時間:3分

エアコンの室外機の設置場所は変えられる?

エアコンの室外機は、設置場所を変えられます。料金は業者によって変わり、現在設置している場所から大きく移動させる場合は、接続部分の延長工事が必要なので高額になる可能性があります。依頼の際は複数業者から見積もりを取り、費用を比較しましょう。

エアコンの室外機の設置場所を移動するメリット

エアコンの室外機の設置場所を移動するメリットは、以下の2つです。

 

  • 景観が整う
  • 動線が良くなる

 

それぞれについて解説します。

景観が整う

エアコンの室外機が道路沿いや庭などの見えやすい場所にある時は、建物の見栄えが悪く感じる人もいるでしょう。目立たない場所に移動すると、ガーデニングや外観の邪魔をしないため、景観が整ってスッキリします。外観にこだわりたい人は、室外機の移動工事を検討するのがおすすめです。

動線が良くなる

室外機の設置場所が駐車スペースに近い、通り道にあるなどの場合は、車がぶつかりそうになったり、邪魔に感じたりすることがあります。普段通らない場所に移動させると、動線が良くなるため生活しやすくなるでしょう。

 

また、バルコニーに置いていてスペースを圧迫している場合は、壁面取り付けや天井吊り下げをすると、バルコニーを有効活用できます。室外機が邪魔で生活しにくい時は、移動すると暮らしやすくなります。

エアコンの室外機を移動する時の注意点

エアコンの室外機を移動する時は、以下の3つに注意しましょう。

 

  • 自分で動かさない
  • 隣家に確認する
  • 配管の延長は費用負担が大きい

自分で動かさない

エアコン室外機を移動する時は、自分で動かしてはいけません。小型であれば大人1人でも持ち上げられますが、動かした時に配管が抜けたり、接続部分に不具合が生じたりする可能性があります。部品の故障やガス漏れにつながる恐れがあり、場合によっては高額な修理費用が必要になるので、自分で動かすのは絶対に辞めましょう。

隣家に確認する

室外機はファンが回って温かい風が出るため、隣家の窓付近に設置すると、風が当たって苦情が来る可能性があります。苦情が来た時は、再度設置場所を変えなくてはいけないので、隣家に近い場所に移動する際は事前に確認を取りましょう。

配管の延長は費用負担が大きい

エアコンの室外機は、少しの移動であれば配管やホースの延長がなく、2万円程度で設置場所を変えられます。しかし、1階から2階に持ち上げるなど移動距離が長い場合は、接続部分の延長が必要になるため、長さに応じて追加料金がかかります。

 

また延長だけでなく、壁面取り付けや天井吊り下げなどの場合は、置き場の工事費用も必要です。そのため、工事を希望する場合は業者に見積もり依頼をして、事前に費用を確認しましょう。

エアコンの室外機を安全に移動するなら業者に頼みましょう

エアコンの室外機は、今ある場所から別の場所に移動できます。設置場所を変えると、建物の景観が整えられ、動線が良くなるため生活しやすくなります。

 

しかし移動する際は、配管が抜けたり部品が故障したりする恐れがあるので、自分で動かしてはいけません。また、移動先が隣家と近い場合は、ファンから出る風によって苦情が来る可能性もあるので事前に確認する必要があります。故障やトラブルを起こさず安全に設置場所を変えるためにも、移動の際は必ず業者に依頼しましょう。

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