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エアコンの配管を交換する時期は?寿命や工事しないとどうなるか解説

エアコンの配管を交換する様子

 

エアコンには、外の室外機と本体を繋げる配管があります。配管は長期間使用していると劣化したり、外部からの衝撃により亀裂が入ったりするため、どのくらいを目安に交換するのか疑問に思う人もいるでしょう。そこでこの記事では、エアコンの配管の寿命について解説し、交換するタイミングや劣化したまま使用するとどうなるかリスクもご紹介します。

この記事を読むための時間:3分

エアコンの配管の寿命はどのくらい?

エアコンの配管の寿命は、おおよそ30年程度です。しかし、カバーの有無や使用状況によっては、寿命の半分の15年程度しか持たない場合もあります。そのため、お使いの配管を交換するか迷っている時は、専門業者に調査を依頼して確認すると良いでしょう。

エアコンの配管を交換するタイミング 

エアコンの配管を交換するタイミングは、以下の3つです。

 

  • 買い替える時
  • 設置場所を移動する時
  • 配管が壊れた時

 

それぞれについて解説します。

買い替える時

エアコンを新しく買い替える時は、配管などの部品も一緒に交換する場合が多いです。エアコンの寿命は10年程度なので、長さが変わらないのであれば既存の配管を再利用することもできますが、劣化している可能性があるので通常は交換します。

 

ただし、配管類を壁の中に通す「隠蔽工事」をしている場合は、交換するにはクロスなどを剥がして大規模な工事を行う必要があるので、既存の配管を再利用する場合も多くなります。状況によって変わるので、エアコンを買い替える時は配管をどうするか、事前に業者に確認すると良いでしょう。

設置場所を移動する時

エアコンは、別の部屋に移動することもできます。移動する際はエアコン本体と室外機までの距離が変わる場合が多く、既存の配管が使えない可能性があるため新しいものに交換します。

 

また、既存の配管を延長して使うことも可能ですが、元の部分と延長した部分とで劣化のスピードが変わるため、基本的には全て交換する場合が多いです。依頼する業者によっても変わるので、設置場所を移設する時は、配管をどうするかも業者と話し合いましょう。

配管が壊れた時

配管は地震などの衝撃により、亀裂が入って破損する場合があります。壊れたまま使用するとエアコン本体の故障にもつながるため、業者を呼んですぐに交換しなくてはなりません。配管カバーを付けている場合は壊れているか判断が難しいですが、エアコンの効きが悪くなったなどの場合は破損している可能性があるので、業者を呼んで確認してもらいましょう。

エアコンの配管は交換しないとどうなる?

エアコンの配管は交換しないとどうなるのか、以下の2つより解説します。

 

  • 機能が低下する
  • 機械が故障する

機能が低下する

劣化した配管を使用し続けると、冷媒(エアコン内部にある熱を移動させるためのガス)の循環が悪くなります。冷媒が上手く機能しないと、冷暖房の機能も低下するため、エアコンの効きが悪くなったり、稼働しなくなったりするので注意しましょう。

機械が故障する

劣化した配管を使用し続けると、亀裂などの破損により、空気やガスが漏れてエアコンが故障する恐れがあります。故障すると修理や買い替えが必要になり、配管を交換するよりも高額な費用がかかる可能性があるので気をつけなくてはなりません。

エアコンの配管は適切な時期に交換しましょう

エアコンの配管の寿命は、おおよそ30年程です。劣化したまま使用し続けると、エアコンの効きが悪くなったり、本体が故障したりするため、注意しなくてはなりません。基本的には、エアコンを買い替える時や設置場所を移動させる時、配管が壊れた時などに配管部分を交換する場合が多いです。エアコンの配管は適切なタイミングで交換をして、本体の故障を防ぎましょう。

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