エアコンの室外機は自分で修理できる?買い替えのサインもご紹介
エアコンの室外機の修理くらい自分でもできるのでは…と?考えた経験はありませんか?結論からお伝えすると、室外機が故障した場合には業者へ依頼した方が良いでしょう。しかし、自分で解決できる不具合があるのも事実です。この記事では、室外機修理の必要性を判断する方法や、自分でできる解決法を解説します。エアコンの買い替え時期のサインもご紹介するので、ぜひ最後までご覧くださいね。
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目次
室外機の修理の必要性を判断する方法
エアコンについているエラーランプの表示によって故障している箇所が判別できる場合もあります。エラーランプが光っている場合には、エアコンメーカーのサポートページか取扱説明書をチェックしてみましょう。
また、エラーランプが光っていなくても、不具合がある場合には、以下の方法を試してみてください。
- リモコンの設定や電池を確認する
- コンセントを一度抜いて3分ほど時間を置き、再び差し込む
- フィルターにほこりが詰まっていないかを確認する
- 室外機の風が出る所を障害物で塞いでいないか確認する
これらの方法を試しても正しく動作しない場合には、修理の依頼が必要です。
室外機の修理はプロへ依頼しよう
室外機が故障した場合、修理は必ずプロの業者に依頼してください。知識のない人が室外機を分解したり取り外したりすると、本体や外壁を損傷する恐れがあります。最悪の事例として、配管内のガスに空気が加わると、破裂事故につながることもあるほどです。
また、自分であれこれと触ってしまって上手くいかなかった場合、そこから業者に依頼しようとしても断られてしまうケースがあります。修理してまた使用する予定であれば、初めから信頼できる業者に依頼してください。
エアコンや室外機の掃除なら自分でも可能!
エアコンの不具合は、フィルターに溜まったほこりが原因になっていることもあります。この程度であれば、割り箸や古い歯ブラシ、掃除機などを使って自分で掃除できるでしょう。ただし解体して機械内部を掃除したいときには、業者に連絡してください。解体したパーツが元に戻せなくなってしまう可能性やさらに故障してしまうリスクがあります。
買い換えたほうがいい場合のサイン
ここでは、エアコンを買い換えるべきサインをご紹介します。
10年以上経っている
エアコンの寿命は平均すると、およそ13年前後だといわれています。それ以上使っているのであれば経年劣化によって故障した可能性も高いため、買い替えを検討しても良い時期でしょう。
エアコンに使用されている性能部品の最低保有期間はメーカーによって定められていますが、ほとんどのメーカーで9年〜10年の間です。この期間内の故障であれば問題なく修理が可能ですが、期間を過ぎると修理対応が難しくなるため、買い替えなければなりません。10年以上前のモデルであれば、買い換えることによって電気代が安くなるメリットもあります。
冷風・温風が出ない
冷風や温風が出ずエアコンが効かないときには、冷媒ガスの漏れや不足、コンプレッサーの故障などが考えられます。修理することも可能ですが、場合によっては買い替えの方が安いため、業者に判断してもらいましょう。プロの目を持って判断し、一番お得な方法を提案してくれます。
異音がするとき
本体や室外機から出る異音の種類によっては、コンプレッサーや送風ファンなどの故障が疑われます。エアコン本体や室外機に使用されているパーツはどれも高額です。ルーバーやフィルター以外の故障であれば、買い換えた方が安く済むケースも珍しくありません。
エアコンの取り付けは業者に任せよう
エアコンの取り付け作業は業者に任せた方が良いでしょう。場合によってはコンセントの電源を増設する必要があったり、電圧を変更しなければならなかったりするケースもあるため、知識だけでなく電気工事士の資格も必要です。
また壁に穴を開ける際に失敗してしまうと、家を傷つけて耐震性が弱くなってしまうことも。漏電や高所からの滑落事故を防ぐためにも、プロの業者へ依頼して取り付けてもらう方法をおすすめします。
まとめ
いかがでしたか。室外機修理の必要性を判断する方法や、自分でできる解決法を解説しました。エアコンを修理するか買い換えるかは非常に迷うポイントですが、業者に診てもらってアドバイスをもらい、修理または取り付け工事まで依頼してしまえば安心です。
しかし不具合が起きた場合、意外と簡単に解決するケースもあるため、故障かな?と思った際には今回紹介した方法を試して、エアコン修理の必要性を判断してください。