賃貸で換気扇が故障したらどこに連絡すれば良い?費用は誰が払う?
賃貸物件に初めから備え付けてある換気扇などを初期設備と呼びます。もし賃貸の換気扇が故障してしまった場合、どのように対処すればいいのでしょうか。この記事では、賃貸物件の換気扇が故障したときの対処法について詳しく解説していきます。
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目次
賃貸で換気扇が故障したらどうすればいい?
賃貸の換気扇が故障したときの対処法は以下のような流れになります。
まず初期設備か残置物かを確認
賃貸物件の設備は、予め備え付けてあるものか、残置物であるかのどちらかです。残置物とは、前に住んでいた人が置いていったもののことです。残置物が故障した場合は、自分で修理する必要があります。換気扇が残置物か初期設備かを確認し、初期設備なら大家さんや管理会社に連絡しましょう。
初期設備なら管理会社に連絡
換気扇が故障した場合、大家さんや管理会社に連絡します。基本的には大家さんの負担で換気扇を修理することになります。ただし場合によっては入居者が費用を負担するケースもあります。
賃貸で初期設備の換気扇が故障したとき費用は誰が払う?
初期設備の換気扇が故障した場合、基本的に費用は大家さんの負担になります。しかし故障の原因によっては入居者の負担になるケースもあります。
寿命による故障の場合
換気扇の故障が寿命によるものならば、費用は大家さんの負担になります。換気扇の寿命は、使用状況によっても変わってきますが、8~10年ということが多いです。また、メーカーによってはホームページに換気扇の耐用年数が書かれていることもあります。この場合、大家さんや管理会社に連絡すれば、業者が修理・交換してくれます。
故意・過失による故障の場合
故意や過失などで換気扇を壊してしまった場合、費用は入居者の負担になります。たとえば、換気扇を自分で交換しようとして壊してしまった場合は、過失となります。また、掃除中に壊した場合も過失になるため、費用は自分で負担しなければなりません。
掃除を怠ったことによる故障の場合
入居者が換気扇の掃除をまったくせず、それが原因で故障してしまった場合は、入居者の負担になります。換気扇の故障の原因が汚れの場合、掃除するだけで直ることがあります。この場合、費用は入居者が負担することになります。
換気扇の故障を防ぐには掃除が効果的
換気扇の故障を防ぐには、普段からの掃除が重要です。自分で掃除することもできますが、構造が複雑な換気扇の場合は、業者に依頼することになります。
自分で換気扇の掃除を依頼
清掃業者を自分で探し、換気扇の掃除を依頼する場合、できれば大家さんや管理会社の確認のとっておいたほうがいいです。ダメと言われることはまずありませんが、何かあったときのトラブル防止にもなります。換気扇掃除の相場費用は、レンジフードタイプで12,000円程度、プロペラタイプで7,000~11,000円ほどです。
管理会社に業者を紹介してもらう
管理会社に連絡して、清掃業者を紹介してもらうこともできます。管理会社では、入退去のたびに清掃業者を利用しているため、普段から付き合いのある業者がいるはずです。管理会社が紹介してくれる業者ならば悪徳業者の心配がないため、安心して任せられます。ただし、管理会社にマージンが加算されることがあるため、相場よりも費用が割高になることもあります。
賃貸の換気扇が故障したら管理会社に連絡しよう
賃貸の換気扇の調子が悪いときは、そのまま放置するのではなく、大家さんや管理会社に連絡しましょう。故障したまま使い続けると、火災などに発展する恐れもあります。換気扇の故障の原因が寿命の場合、費用の負担は大家さんになります。ただし、故意・過失の場合は入居者負担になることが多いです。
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