エアコンの配管は、剥き出しのままでは太いホースが気になるので、カバーを後付けする人が多いです。しかし、カバーを取り付ける費用はいくらなのか、相場がわからないこともあるでしょう。そこでこの記事では、エアコンの配管カバーを後付けする費用相場や取り付けるメリットを解説し、自分でDIYする方法もご紹介します。

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エアコンに配管カバーが必要な理由

エアコンに配管カバーが必要な理由は、以下の2つです。

• 劣化を防げる
• 景観が整う

それぞれについて解説します。

劣化を防げる

エアコンの配管は、剥き出し状態だと劣化しやすいです。特に屋外側は雨風にさらされたり、害虫や鳥による影響を受けたりするため、劣化が早くすぐに交換が必要になります。カバーを付けると中の配管を守れるので、劣化を防いで寿命を伸ばしくれます。

景観が整う

エアコンは、配管カバーがないと太いホースが剥き出しになり、室内・室外ともに景観が悪くなりやすいです。カバーにはホワイトやブラック、グレー、アイボリーなどカラーがあり、部屋の壁や外壁に合わせて選べるので、取り付けると景観を整えられます。また、剥き出しのホースは掃除しにくく汚れやすいため、カバーをつけることで掃除しやすくなり、綺麗な状態を維持できるでしょう。

エアコンの配管カバーを後付けする際の費用相場

エアコンの配管カバーと後付けする際の費用相場を、以下より解説します。

• 室内・室外の配管カバーの費用
• 延長費用
• 折り上げにかかる費用

室内・室外の配管カバーの費用

エアコンの配管カバー（2m以内）の費用相場は、以下の通りです。

上記はあくまでも相場なので、業者によって金額は変わります。安く依頼したい場合は、複数業者から見積もりを取って比較しましょう。

延長費用

エアコンの配管カバーを延長する費用は、以下の通りです。

カバーを延長する料金は業者によって変わり、別途見積もりになる場合があるので、事前に業者に確認しましょう。

折り上げにかかる費用

配管を折り上げる場合は、1箇所ごとにコーナー部材を追加で購入する必要があります。コーナー部材は室内・室外ともに2,500円程で、折り上げる箇所が多くなると、その分料金も高くなります。トータルの工事費用は、室内・室外の配管カバーとコーナー部材を合わせた金額です。

エアコンの配管カバーは自分で後付けできる？

エアコンの配管カバーは、自分で後付けすることもできます。行う際の手順は、以下の通りです。

1. 後付けカバーを購入する
2. 配管の長さに合わせてカバーをカットする
3. 配管に裏側のカバーを合わせる
4. 配管に表側のカバーを合わせて裏側カバーと固定する

自分で行うと、業者に依頼するほど費用はかかりませんが、見栄えが良くなかったり失敗したりする可能性があります。また、取り付ける時に配管を動かしすぎると、接続部分が外れてガス漏れなどの故障につながる恐れもあります。綺麗で安全にカバーを取り付けるなら、専門の業者に依頼しましょう。

エアコンの配管カバーは状況に応じて取り付けましょう

エアコンの配管にカバーをつけると劣化しにくくなるため、交換までの寿命を長持ちさせられます。また、カバーにはホワイトやブラック、グレー、アイボリーなどのカラーがあるので、お部屋の雰囲気や外壁に合わせて色を選ぶと景観が整います。

取り付けにかかる費用は、トータルで1万5千〜2万5千円程度となり、長さの延長や折り上げがある場合は追加料金が必要です。費用を抑えるため自分で購入して後付けすることもできますが、見栄えが悪くなったり配管の故障につながる恐れもあるので、安全で確実に取り付けるなら業者に依頼しましょう。