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エアコン工事の際、室外機の位置はどこにしたらいい?

エアコン工事で設置した複数台の室外機

エアコンの室外機を設置する際のポイントについて

この記事を読むための時間:3分

2階の部屋にエアコンを取りつけたいけれど室外機が置けないから無理だ、と諦めようとしていませんか?室外機には様々な設置方法があり、直接置ける場所がなくても取りつけることは可能です。ただし、設置場所によっては室外機が故障しやすくなったり、エアコンが持つ性能を下げてしまったりもすることもあるので、わからない場合はエアコン工事業者に相談しながらじっくり考えて判断しましょう。今回はエアコンの室外機を設置する方法や、設置する際の注意点についてお話していきますので、これからエアコンを購入される方はぜひこの記事を参考にしてください!

エアコン室外機のおすすめ設置場所は?

エアコン室外機の設置場所はエアコンの性能や耐久性に深く関わっていて、置き場所次第ではエアコン本体や室外機の寿命を縮めることにもなりかねません。室外機をどこに置けば耐久性を損なわず、本来持つ性能を100%発揮させて利用できるのかについて、具体的に解説していきます。

直射日光を避けられる場所

室外機に直接日光が当たると室外機内の温度が上昇するため、冷却機能が低下します。また、熱交換器への負荷が増し、故障の原因にも繋がりかねません。室外機を設置する際は日陰など、直射日光が避けられる場所を選ぶのがおすすめです。どうしても直射日光が避けられない場合、室外機カバーを取りつけるのも効果があります。

雨や風を避けられる場所

強烈な風や大量の雨が吹き込むような場所に室外機を置いてしまうことで、室外機の劣化が早くなり、故障しやすくなります。エアコンを出来るだけ長く利用したいのであれば、雨風が直接あたらない場所に置くことを心掛けましょう。

室内のエアコン本体に近い場所

室外機を室内のエアコン本体から遠い場所に置いてしまうことで、冷却された空気が長い配管を通る間に温まってしまい、室内の冷却効果が下がる可能性があります。また、室温を下げるのに通常以上の電力も消費してしまうので、室外機と室内のエアコン本体は出来るだけ近づけることをおすすめします。

通気スペースの確保できる場所

室外機は機体の後ろ側から空気を取り入れ、正面より空気を排出するため、一定の通気スペースが必要になります。通気スペースをしっかり確保できる場所に室外機を置くことで、エアコンを効率よく使用でき、室外機内の温度上昇による故障を防ぐことが可能です。

安定性の高い場所

室外機はものによって30kg以上の重さがあり、転倒してしまうと家の壁を傷つけてしまったり、周辺にいる人を大けがさせてしまう可能性があります。もちろん室外機自体も故障してしまう可能性もあるので、室外機は出来るだけ安定性の高い場所に設置しましょう。

エアコン室外機の設置形式と料金相場について

エアコンの室外機は、安定した設置場所が室内のエアコン本体の近くにあれば問題ないのですが、ベランダの無い2階以上の部屋など、設置場所がない場合、専用の架台を使って壁や屋根の上に置いたり、天井からぶら下げたりする必要があります。この場合、追加料金が発生する可能性があるので、設置前に調べておきましょう。室外機の設置形式と追加料金の相場について、具体的に解説します。

直置き(標準工事)

室外機の直置きは庭やベランダに直接設置する、最もポピュラーな方法です。室内機のすぐそばに室外機が安定して置ける場所があれば、室外機設置工事は標準工事内ということになり、追加料金は発生しません。

立ちおろし

立ちおろしとは室外機を1階に設置し、室内のエアコン本体を2階以上に取りつける方法です。2階の部屋にベランダがない、またはベランダがあっても室外機がおけるスペースがない、といった場合は、この方法を選択することが多いです。立ちおろしで室外機を設置する際は配管を延長する、ガスを充填する、といった追加工事が必要となり、追加料金が発生します。料金相場は配管延長が1mあたり¥3,000~¥5,000、ガス充填が¥14,000~¥16,000位が相場です。

屋根置き

屋根置きは屋根の上に直接設置用架台を取りつけ、そのうえに室外機を置く方法です。専用架台の装着に追加料金が発生し、料金は¥16,000~¥20,000位が相場です。2階以上の部屋にエアコンを取りつける際、ベランダなど、室外機を置く場所がない場合にこの方法がよく使われます。屋根置きをした場合、日光や雨風の影響を直接受けやすいので、室外機に室外機カバーを取りつけることをおすすめします。

天吊り

集合住宅でベランダの天井から室外機がぶら下がっている光景を見たことがありませんか?室外機のこのような設置方法を「天吊り」といいます。ベランダに室外機を置くスペースがない、またはベランダを広く使いたい、といった場合などにこの方法がよく用いられます。天吊りも追加工事費用がかかり、料金は¥14,000~¥18,000位が相場です。また、設置場所によっては点検費用がかかる場合もあるので、注意しましょう。

壁掛け

壁掛けは室外機を壁に取り付けた専用の架台に設置する方法で、ベランダがない部屋にエアコンを設置する際はこの方法が有効です。設置には追加料金がかかり、料金は¥13,000~¥17,000位が相場です。但し、設置の際に足場が必要になったりすると設置費用が高額になる場合もあるので、心配であれば事前に見積もりを取るようにしてください。

2段重ね式

専用の什器を使って1つのスペースに室外機を上下に重ねて2つ設置する方法です。複数エアコンを設置したいが室外機を置く場所が足りない、といった場合にはおすすめの方法になります。2段重ね置きは追加工事扱いとなり、料金は¥18,000~¥20,000位が相場です。

エアコン室外機の設置について相談しよう

お家にエアコンを設置する際、室外機を置く場所で頭を抱える方も多いようですが、室外機の設置方法には天井からぶら下げたり、壁にぶら下げたりなど、いくつかの形式があり、工夫次第では効率よく設置することも可能です。設置場所に悩んだら、まずはプロのエアコン工事業者に相談してみましょう。効率よい室外機の置き方について、豊富な経験と知識を兼ね備えたエアコン工事業者に相談すれば、多くのアドバイスを提供してくれるはずです!

 
有限会社アラテックではエアコン設置はもちろん、電気工事やアンテナ工事も行っております。エアコンのことで気になることがあれば、ぜひお気軽にご連絡ください!

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