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各家電のアンペア数(A)の目安|電気代を節約するには?

アンペア数がさまざまな家電のある部屋

各家電のアンペア数(A)の目安を紹介

この記事を読むための時間:3分

普段使っている各家電がどれくらいのアンペア数(A)を使用しているのか、気になったことはありませんか?実はアンペア数を意識することで、消費電力や電気代を節約できる場合も。そこでこの記事では、アンペア数に関する基本情報とともに、各家電のアンペア数(A)の目安を紹介します。わかりやすく解説するので、「まずアンペアってなに?」という方もぜひ読んでみてください。

アンペア数とは?

アンペア数とは、一度に流れる電気の量を指す単位です。同時に多くの家電・電化製品を使用すると、アンペア数が大きくなります。アンペア数は「消費電力」や「電気代」にも影響するものなので、詳しく見てみましょう。

消費電力(W)=アンペア数(A)×ボルト数(V)

消費される電気エネルギー、つまり消費電力の大きさの単位をワット(W)と言います。この消費電力は、一度に使用する電気の量を指すアンペア(A)と、電圧を指すボルト(V)を掛け合わせる「W=A×V」という計算式で求めることが可能です。そのため、家電に消費電力(W)しか記載されていなくても、計算式を応用して「A=W/V」で求められます。日本で使われる電圧は基本100Vだということも覚えておきましょう。

電気代の基本料金はアンペア数で決まる場合も

電力会社によっては、電気代の基本料金を契約アンペア数によって決定する「アンペア制」を導入している場合があります。この「アンペア制」では、10A・15A・20Aなど契約するアンペア数が大きいほど基本料金が高くなりますが、一方で、契約アンペア数が大きい方が一度に使える電気の量も増えます。

 

つまり、一度に使える電気量がどれくらいあれば良いかを把握して、最適なアンペア数で契約することが電気代の節約に繋がるというわけです。契約中のアンペア数がわからない場合は、ブレーカーの色か、または検針票・請求書を確認してみてください。また、電力会社の中にはアンペアにかかわらず基本料金を決める「最低料金制」を採用している場合もあります。

家電のアンペア数を知ろう

アンペア数についてなんとなく理解できた方も多いのではないでしょうか?ご自身の家庭の必要なアンペア数や消費電力を知るためには、各家電がそれぞれどれほどのアンペア数を使用するのか知っておくのがおすすめ。そこでここからは、家電のアンペア数の目安を紹介します。

使用頻度の高い家電

まずは、使用頻度や使用時間の長い「エアコン」や「テレビ」などの家電を見ていきましょう。エアコンは暖房の方がアンペア数が大きくなります。こうしてみると、特に冬はたくさんの電力を同時に使う機会が多くなりそうです。

 

家電

アンペア数の目安

エアコン(10畳用)

6〜10A
(立ち上がり時は15〜20A)

テレビ

2〜5A

冷蔵庫(450L)

2.5A

照明

1A

LED照明

0.7A

扇風機

0.3A

ハロゲンヒーター

12A

電気ストーブ

6〜10A

こたつ

1〜5A

一時的に使用する家電

続いて、「ドライヤー」「電子レンジ」など、一時的に使用する家電のアンペア数を紹介します。使用頻度の高い家電を多く稼働しているときにこれらを使用するとアンペア数がぐんと上がってしまいがち。アンペア数を抑えるためには、それを考慮して使う家電を制限する必要があります。

 

家電

アンペア数の目安

ドライヤー

12A

電子レンジ(庫内20Lクラス)

7A

オーブン

14A

電気ケトル

10A

掃除機

10A

ドラム式洗濯機(容量9kg)

洗濯時2A、乾燥時13A

家電のアンペア数を見直して電気代を節約しよう

家電のアンペア数の目安と基礎知識を紹介しました。アンペア数は「一度に流れる電気の量」であり、電力会社の契約においては「一度に使える電気の容量」になります。家電のアンペア数の目安を元に、家電の使い方や契約アンペア数を見直せば、電気代の節約に繋がるはず。こ電気代を節約したい方は、この記事を参考に一度考えてみましょう。

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