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アンテナが折れた!倒れた!修理にいくらかかる?

民家の屋根とアンテナと青空

テレビアンテナの修理や交換時の目安を解説

この記事を読むための時間:3分

テレビの放送を異常なく視聴できているときには、恐らくアンテナの劣化のことなどを考える人はいないでしょう。しかし、突然、テレビの映りが悪くなったりすると大変慌てるものです。当たり前のように電波を受信して、私達に様々な情報を届けてくれたり、楽しい家族団らんの話題の種を運んでくれたり。そんな風に私達の生活をひっそりと支えてくれているアンテナの、修理や交換時期などについて解説します。

テレビの映りに異常があったら確認すること

「テレビの映りが悪くなった」そう感じたら、まずはケーブルを確認しましょう。壁のアンテナ端子やテレビ端子との接続部分が緩みなくしっかり差し込まれているか、また、ケーブルが傷ついたり断線していないかを点検します。

 

ケーブルに異常がなければ、外に出て、アンテナを確認しましょう。向きがズレていないか、折れたり倒壊していないかを確認します。見た目に異常が見当たらなくても、設置してから10年以上が経過している場合は、アンテナの故障や寿命の可能性があります。その場合は、専門業者に修理を依頼しましょう。

アンテナが倒れた・傾いた・向きがずれた

倒壊や傾き、向きがズレた場合は、元の場所に戻して調整すれば、テレビの映りが改善されます。ケーブルに異常がないことを確認後、地デジ放送用のアンテナは立て直して電波塔の方角に、BS・CS放送用のパラボラアンテナは衛生の方角に向けましょう。その後、テレビで受信状況を確認しながら調整し、最後にワイヤーや専用の金具でしっかり固定します。

 

地デジ放送の電波塔の方角は「A-PAB放送エリアのめやす」で確認することができます。また、BS・CS放送の衛星は「衛星アンテナ 方位角・仰角・偏波面傾き角一覧表」で確認するか、スマホアプリもありますので利用すると良いでしょう。衛星アンテナは方角の他に、仰角(ぎょうかく)と呼ばれる上下方向の角度などの調整も必要です。

 

アンテナを立て直しても改善されない場合は、アンテナ自体の故障や寿命かもしれません。その場合は、新しいものに取り替えましょう。

DIYで修理・調整するには限界が

アンテナの故障や寿命でなければ、前述の方法で立て直すことは可能です。しかし、高所での作業になるため、当然、転落などの危険が伴います。未経験の人が、自力で修理や調整をするのには限界があるため、少しでも不安を感じる場合はプロに依頼しましょう。

アンテナ修理・交換費用の目安

アンテナの倒壊や傾き、向きのズレなどの修理を専門業者に依頼する場合の費用は、約10,000円〜を目安とすれば良いでしょう。アンテナや固定部品などの破損の状態でも異なりますので、見積もりを取る方が確実です。また、アンテナの寿命は一般的に10年ほどとされています。設置して10年を超えるアンテナは、まだ使用できていても再びいつ故障するかわかりません。交換も視野に入れて専門業者に相談しましょう。

まとめ

テレビのアンテナが倒壊したり、傾くなどすると、テレビが映らなくなったり、映像のクオリティが落ちたりします。原因は、台風などの強風の場合もありますが、アンテナを設置してから10年以上が経過している場合は、アンテナ本体の故障や寿命の可能性もあります。

 

アンテナ本体に異常がなければ、立て直して、アンテナを向ける方角を調整し、固定すればOKです。自分で修理する場合は、高所での作業となるため、転落などの危険が伴います。十分注意して行いましょう。修理を業者に依頼する場合は、費用が10,000円からとなりますが、状況によって料金が異なりますので、見積もりを取って検討すると良いでしょう。

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