換気扇からの寒い冷気にはどう対処すべき?換気の際の防寒対策を紹介
寒くても24時間換気扇を回すことは大切
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寒い季節になると、室内に入ってくる冷たい空気が気になります。エアコンを付けていても室内が寒いと感じるのであれば、換気扇から入ってくる冷気である可能性が高いです。しかし、換気扇には、家や家族を守るための大切な役割があるため、換気扇は24時間回し続けることが大切です。今回は、寒い時期にも換気扇が必要な理由と、換気扇による寒さ対策について詳しくご紹介します。
目次
寒い時期にも換気が必要な理由
換気扇には外からの空気を取り込む役割があるため、寒い時期には室内にいても換気扇周りから入る冷気で寒さを感じてしまいます。しかし、どれだけ寒くても、室内の換気をすることは非常に大切なのです。ここで、寒い時期に換気が必要な理由について見ていきましょう。
部屋の空気の入れ替え
換気扇を回すと空気の流れが発生するため、室内の空気を入れ替えることができます。窓を開けるとより寒さが増してしまうため、換気扇で簡単に空気の入れ替えができれば、非常に便利です。
湿気や結露を防ぐ
換気扇を回して室内に空気の流れを発生させれば、溜まった湿気を外に逃がすことができるため、結露の発生を防ぐことが可能です。結露を防ぐには早めの対処が必要なので、こまめな換気はとても重要です。空気の流れを作って湿気が溜まるのを防げば、カビやサビの発生も抑えることができます。
家族の健康を守る
換気扇を回して室内の空気を循環させれば、室内に溜まったホコリや花粉、化学物質などを室外に排出することができます。また、調理で発生した空気中に浮遊する油分、ストーブの使用で発生した一酸化炭素などをしっかりと排気すれば、健康被害の防止に役立ちます。
大切な家族の健康を守るためにも、換気扇の使用は欠かせないのです。
換気扇の寒さ対策
換気扇を使う大切さが分かっても、換気扇から流れてくる冷気は、非常に冷たく感じます。できるなら、何らかの対策を講じたいところです。ここで、換気扇の寒さ対策についてしっかりと確認しておきましょう。
換気扇カバーを設置
一番簡単にできる換気扇の寒さ対策は、換気扇にカバーを取り付けることです。カバーを使っても、完全に冷気を防ぐことはできませんが、多少なりとも防寒対策になり得ます。この時のポイントは、設置した換気扇の種類やサイズをしっかりと確認すること。インターネットや家電量販店でも、簡単にカバーは購入可能です。
床にマットを敷く
換気扇が設置されたキッチンなどの床を温めるために、床にマットを敷くことも大切です。通常、冷たい空気は下に溜まるため、キッチンの床を温めておくと良いでしょう。ヒーターを置くと、場所を取って邪魔になる可能性があるため、床にマットを敷くか、床暖房を設置すると便利です。
マットだけだと寒く感じるなら、スリッパを履きましょう。冬用の暖かいスリッパにすれば、お金を使わなくても十分寒さ対策になり得ます。
窓にも冷気対策を
寒い日の窓際も、冷気を感じます。窓から伝わる冷気も、室内を冷やしてしまう原因の一つです。換気扇だけでなく、窓にもしっかり冷気対策を行うことで、室内を暖かくすることが可能です。窓に断熱シートを貼り付けるだけでも、大きな効果があります。100円ショップでも十分な性能の商品があるので、うまく活用してみてください。
しっかりと防寒対策をして24時間換気扇を回しておこう
換気扇は、24時間回し続けることで、湿気から大切な家や家族を守ってくれる大事な設備です。空気の入れ替えができる反面、冷気も取り込んでしまうため、室内が寒く感じることもあります。しかし、しっかりと寒さ対策をして換気扇を使えば、あまり問題になりません。今回の記事を参考に、防寒対策に講じてから、24時間上手に換気扇を活用してみましょう。