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エアコンの取り付け工事前に確認しよう!室外機の設置場所の条件とは?

最適な場所に設置したエアコン室外機

エアコン取り付け工事前に確認しよう!室外機の設置場所の条件とは?

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エアコンの取り付け工事を行う際、つい考えておくのを忘れがちなのが室外機の設置場所ではないでしょうか。実はエアコンを効率よく稼働させるためには、室内機はもちろん室外機の設置場所にもさまざまな設置条件があります。そこで今回は、エアコンの取り付け工事前に確認しておくべき室外機の設置場所の条件について詳しくご紹介します。

エアコン室外機の設置場所に必要な条件とは?

エアコンを効率よく運転させるためには、室外機の設置場所にも気を付けるべきポイントがあります。エアコン室外機の設置場所に必要な条件は以下の4つ。

 

・水平が保てる場所

・配管の長さや高低差が許容範囲を超えない場所

・直射日光・雨が当たりにくい場所

・風通しが良い場所

 

それぞれの条件について詳しくみていきましょう。

水平が保てる場所

エアコンの室外機は、水平に設置できる場所に設置することが必要です。まず、室外機は重みがあるので、不安定な場所に設置してしまうとバランスを崩して倒れてしまう危険性があります。さらに、中のファンを回転させて空気を循環させている室外機は運転中常に振動しているので、不安定な場所では振動が大きくなってしまう可能性も。エアコンの室外機を正常に稼働させるためには、地盤がしっかりとしていて、なおかつ振動が抑えられる水平な場所であることが条件になります。

配管の長さや高低差が許容範囲を超えない場所

エアコンは、使用できる配管の長さや高低差が決まっており、この許容範囲を超えてしまうと、正常に稼働できなくなったり効きが悪くなってしまう可能性があります。よって、室外機を設置する場所は、配管経路が確保できる場所で、なおかつ決められた長さや高低差の範囲内であることが必要になるのです。

直射日光・雨が当たりにくい場所

室外機は、直射日光や雨が当たりにくい場所に設置するのがベター。まず、室外機に直射日光が当たって内部の温度が上がると、熱交換器に負荷がかかり故障の原因になることがあります。もしどうしても直射日光が当たりやすい場所に設置しなければならない場合は、日よけ専用カバーを取り付けるなどの工夫をしましょう。

 

また、室外機は雨に当たりやすい場所に設置してしまうと錆の原因になります。もちろん屋外に設置する前提で作られているので耐久性は高いですが、できるだけ雨に当たりにくい場所に設置すると室外機を長持ちさせることができますよ。

風通しが良い場所

エアコン室外機を設置する場所は、風通しが良い場所であることも条件の一つになります。なぜなら、室外機は背面から吸気して正面から排気するため、通気スペースがないと放熱の妨げになってしまいます。室外機の周りにたまった熱い空気を繰り返し吸い込むことでオーバーヒートを起こす可能性があり、最悪の場合故障してしまうことも。エアコン据付説明書や商品カタログには室内機・室外機の据付スペースが記載されているので、書かれているスペースが確保できる場所に設置するようにしましょう。

エアコン室外機の設置場所にはいろいろなパターンがある

エアコンの室外機は、直接置く「直置き」「地面置き」が基本です。しかし、住宅の構造や設置場所・設置条件などによって以下のような方法を取る場合もあります。

 

・屋根置き…2階のエアコン室外機を1階の屋根に設置する方法

・立ちおろし…1階から配管を延長して2階以上の部屋の室内機と接続する方法

・壁掛け…外壁に室外機を設置する方法

・天吊り…ベランダの天井から室外機を吊るす方法

・二段置き…専用架台を使用して二段重ねて設置する方法

 

このような方法は標準工事には含まれないことが多く、別途費用が掛かる場合があるので要注意。

困った時は設置業者に相談しよう

エアコンの室内機・室外機の設置場所にはさまざまな条件があります。住宅の構造や設置条件によっていろいろなパターンが考えられるので、設置場所に困った時は見積もりの際に設置業者に相談してみましょう

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