店舗に照明器具を取り付ける際の工事費用相場について解説
飲食店やスーパー、美容室、雑貨屋さんなど、お店の中を明るく、おしゃれに演出したり、商品を際立たせたりするのに欠かせない店舗照明。1つの店舗に使用する照明の数は、一般家庭とは比べものにならないほど多いです。そうなってくると気になってしまうのが、取付工事の費用。果たしてどれくらいのお金が必要なのでしょうか?
これから新しくお店を開かれる方や既存店舗のオーナーさんなど、このような悩みを抱えている方々に向けて、今回は店舗に照明器具を取り付ける際の工事費用相場について解説していきます!
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目次
お店の演出に欠かせない店舗照明
お店を開くのに店舗照明は欠かせないアイテムです。きれいに陳列した商品をより一層輝かせるためにも、陰影をつけて店内にオシャレ感を演出するためにも、必ずといっていいほど必要になります。また、照明は使い方次第で人の目を引き付ける効果があるため、うまく使いこなせれば集客力を向上させることも可能です。
照明と一言で言っても青白色系のものや暖色系のものなど、様々な種類があり、選択次第で商品や空間のイメージがかなり変わります。自分のイメージした演出に近づけるためには、照明の選別や組み合わせなどをいろいろと工夫する必要があります。
取り付け工事の費用相場は?
照明器具を取り付ける工事の費用相場はお店の業態によっても多少違いがあります。どれぐらいかかるのか、種類別に解説していきます。
飲食店
15坪~20坪ほどの飲食店の場合、設備を残したままの「居抜き物件」だと200,000円~250,000円位で収まりますが、内装設備がない「スケルトン物件」だと、電気の容量を増やすための「幹線引き換え工事」が不要で、照明器具の代金を除いた場合においても500,000円~1,000,000円位が必要です。これは基本照明の取り換えのみで対応できる居抜き物件とは違い、スケルトン物件は配線工事が必要となってくるためです。
美容院・サロン
20坪程度の美容室やサロンの場合、既存店や居抜き物件を利用すると照明工事費用は350,000円位が相場ですが、これがスケルトン物件になると配線工事が必要となる為、照明器具代を除いても600,000円~700,000円位かかります。また、電気の容量が足りない場合は幹線引き換え工事が必要となる為、さらに費用がかかります。
クリニック
クリニックも20坪程の規模であれば居抜き物件の場合200,000円〜250,000円位、スケルトン物件だと300,000円〜400,000円位が相場です。クリニックの場合はオフィスビルに店舗を構えることも多いですが、この場合、電気の容量が足らなくなることはほぼないので、追加工事による価格変動はあまりないものと思われます。
費用を安く抑えるコツはある?
照明設置費用を安く抑えたいのであれば、依頼業者をなるべく一括するのがよいでしょう。照明工事はA社、エアコンの配線工事はB社、などと業者を分けるのではなく、1つの業者で工事を一括することにより部材が節約でき、場合によってはセット割引してくれることもあります。また、業者を一律にすることで店舗工事全体を容易に把握することができ、打ち合わせの時間なども凝縮することが可能です。
店舗照明を有効に利用しよう
店舗の商品を際立たせたり、店舗全体をイメージ通りに演出したりしたいのであれば、照明にこだわるとよいでしょう。陰影や色合いをこだわることで、お店を自分のコンセプトにより近づけることができます。もし費用が気になるのであれば、照明設置を含めた全ての電気工事を一括できる専門業者を探してみることをおすすめします。
有限会社アラテックでは店舗の照明工事はもちろんのこと、電気工事全般を請け負うことが可能です。無料でお見積もりもできますので、まずは一度ご相談ください。
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