テレビが映らない時の「0020」とは?4K・8Kの対処法も解説
テレビの電源を入れた際や番組を楽しんでいる最中に「0020」 というエラーコードが表示された経験がある方も多いのではないでしょうか。これらのエラーコードは、テレビに起きているトラブルを表すコードです。今回は、「0020」 というコードが持つ意味や対処方法についてご紹介します。
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目次
テレビが映らない時のエラーコード「0020」とは?
まずは、エラーコード「0020」はどういった意味を持つのかを見ていきましょう。
エラーコード「0020」の意味
「0020」は、アンテナの受信レベルが低い時に表示されるエラーコードです。満足に映像を映すための電波が受信できておらず、途切れ途切れになってしまったり映像が全く映らなかったりします。
その他のエラーコードとの違い
「E203」 というエラーコードは、放送休止を表しています。しかし、ごく稀に放送休止でない にも関わらずこのエラーコードが出てしまうことがあります。そういった場合には、何らかのトラブルが起きている可能性があるのでアンテナの受信レベルを確認する必要があるでしょう。また「E202」 というエラーコードは、電波の受信が全く出来ていない状況を表しています。
エラーコード「0020」が出たらアンテナレベルを確認しよう
エラーコード「0020」 が出たら、まずはアンテナレベルをチェックする必要があります。ここでは、確認方法についてご紹介します。
アンテナレベルの確認方法
アンテナレベルは、それぞれの機種によって確認方法が異なります。基本的には、テレビのリモコンからメニューを開き、アンテナ設定の受信強度の表示という項目から確認できるでしょう。
また、基準となるアンテナレベルの表示もそれぞれの機種によって異なります。数値で表されている機種もあれば、色で表されている機種もあるため、説明書を読みながら十分に電波を受信できているかどうかチェックしてみてください。
アンテナレベルをあげる方法
次に、アンテナレベルを上げるための方法についてご紹介します。
テレビを接続し直す
テレビやアンテナを接続し直すことでアンテナレベルが改善する場合があります。きちんと正しい場所にケーブルが接続されているか、ケーブルに緩みが無いかどうかを確認してみましょう。
チャンネルスキャンを行う
引っ越したばかりの場合や、新しいテレビを購入したばかりの場合には、チャンネルスキャンがうまくできておらずアンテナレベルが下がっている可能性があります。地域設定とチャンネルスキャンをもう一度行ってみましょう。
ブースターを設置する
頻繁にアンテナレベルが下がってしまうという場合には、住んでいる地域に電波が届きにくくなっている可能性があります。そういった時には、アンテナレベルを上げるためのブースターを設置するのがおすすめです。アンテナ業者に依頼してブースター設置を検討してみてください。
4K・8Kテレビで「0020」が出る場合の原因と対処法
4K・8Kテレビで「0020」エラーが出る場合には、上記の原因とは別の理由によって受信状況が悪くなっている可能性があります。ここでは考えられる原因と対処法をみていきましょう。
原因は?
4K・8Kの放送で使用されている周波数帯は、2.4 GHz という周波数に近いのが特徴です。しかし、この2.4 GHz は Bluetoothやwi-fiなどでも使用されており、場合によっては一部が干渉してしまう可能性があります。利用状況や機器の性能にもよりますが、周波数問題への対策が必要になります。
対処法は?
周波数問題への対策としては、SHと書かれたマークが入った関連機器を購入するのがおすすめです。このSHというマークは、電波の漏洩を防ぐために定められた基準をクリアしている製品に表示されています。テレビやアンテナだけでなく、ケーブル類もこのマークに対応しているものを選ぶようにしてください。
まとめ
今回は、「0200」 というエラーが出てテレビが映らなくなってしまった時の原因や対処法についてご紹介しました。「0200」 が表示された場合には、何らかの理由でアンテナが適切に電波を受信できていない可能性があります。また、4K・8Kテレビの場合には、周波数によって他の機器と干渉している可能性もあるので、原因を解明した上で適切な対処を行いましょう。
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